現在ドラマや映画で、大活躍中の「中村倫也さん」。
誰もが認めるその活躍ぶりと、イケメンなのに「少しクセのある役」が似合う中村倫也さん。
これまで決して平坦ではなかったと語る、役者人生を振り返りコメントしています。
※この記事は、「AERA STYLE MAGAZINE」を参考に作成しています。
ドラマ「ホリデイラブ」「崖っぷちホテル!」。映画「孤狼の血」、そして朝ドラ「半分、青い。」などの話題作に立て続けに出演。
現在はドラマ「ドロ刑‐警視庁捜査三課」に出演中で、10月26日には映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」の公開が決定しており、各メディアに引っ張りだこの中村さん。
仕事が一気に集中している今を語ります。
現在の活躍に関しては、
「今は『特需』ですね(笑)。少し前まで『表紙撮影』って聞くと『え?』って聞き返してましたけど、最近やっとアタフタしなくなりました。いかんせん、箸にも棒にもひっかからない時期が長かったので」
と語っています。
現在31歳の中村さんですが、17歳の頃にスカウトを受けて事務所入りしてからは、ブレイクまで14年という長い月日がかかっています。
この14年間は、数々の苦労を重ねてきた様で、当時を振り返り
「えらく生意気でした。ヤンチャというより、哲学書とか読んでて、大人が嫌いで、言われたことを疑ってかかるような陰湿な感じの(笑)。扱いづらかったと思いますが、そこを面白がってくれる人もいました」
とコメントしております。
少し世の中を斜に構えてみているというのは、中村さんの容姿と合致すると思います。物事を俯瞰して距離を置いた状態で見る事ができる方なのだろうなと感じました。
そんな中村さんですが、実は物凄く野心家で、内に秘める想いは強く、熱いハートの持ち主であることをご存知でしょうか?
中村倫也のブレイクの理由とその秘訣、隠れた野心とは?
一見、中世的で、おしとやかな雰囲気を持っている中村さん。
実は野心家で、熱いハートの持ち主なのです。
スターになりたい、有名になりたいと思っていましたか?との問いかけに
「それもありました。半々じゃなくて、どっちも100%。野心はいつでもありますよ。野心ない男はダメでしょ」
と語っています。
しかし、ブレイクするまでの間に14年もかかった事もアリ、その長い年月の間に、スランプの時期も経験されております。一度、沈みかけていた気持ちが再度燃え上がったのは、先輩のコメントがキッカケのようです。
「やるからには特別な存在になりたいと思ってたのに、そうなれない。今思うと自分が足りてなかっただけなんですけど、どんどん斜に構えて、そのまま年齢を重ねていった。20代半ばの頃、いつものように先輩と飲んでいたんです。需要がないからそこで自己主張するしかないという、掃きだめみたいな飲み会で(笑)。そこでグチグチ言っていたら、ある先輩に、『じゃあおまえ、何になりたいの? どうしたいの?』と聞かれた。そのとき即答できなかったんです。やりたいこと、キラキラしたものがあったはずなのに、それが言えなくなっていた。そんな自分がショックで、『これじゃダメだ!』と。そこから素直になって、いろんなことを認めて、受け入れて。錆びついた自分自身を硬いタワシでゴシゴシこするように、初心を取り戻していきました」
自分自身を磨き直し、14年越しのブレイクを自身の力で実現させた中村さん。
やはり人が変わるというのは、強烈な目標や野心が大切なんだなと、中村さんのコメントから改めて学ばせて頂きました。
少し自己啓発の要素が強い記事になりましたが、中村さんのファンの方も、またそうでない方であっても、良い刺激になる中村さんの意見だったのではないでしょうか。
今後も中村倫也さんの活躍から目が離せません。
以上です。