脚本家の「中江有里さん(44歳)」が、11月19日放送の「THE突破ファイル 見えない敵の正体を暴け!」に出演します。
中江さんと言えば、”女優・脚本家・作家・コメンテーター・元アイドル”などと数多くの肩書きを持つ文化人枠のマルチプレーヤーですが、
イメージとしては、結婚されていてお子さんも2人くらい育てていそうですが、中江さんは2010年に離婚されており、子供も居ない状態で、フリーな状態であります。
中江さんのイメージとしては、”綺麗で賢そう”という印象が強いと思いますが、まさにその通りで、そのルーツを探ると、そうならない訳が無いという人生を送ってきた方です。
先に言うと、ハッピーというよりは、昔は”壮絶な人生”だったという方が正しいでしょう。それを乗り越えた末に力強い女性に変貌を遂げたのだと思います。
中江有里さんのプロフィールと略歴
中江有里(なかえ ゆり)
1973年生まれで大阪出身の44歳。
1989年(当時15歳)で、美少女コンテストに優勝し芸能界入り。
1991年歌手デビューをし、清水美沙や牧瀬里穂と「ポッキー4姉妹」としてグリコのCMに出演。ドラマやバラエティーと90年代に大活躍しました。
2002年(当時28歳)で、NHK大阪放送局主宰のコンテストに応募したラジオ脚本ドラマ「納豆ウドン」が入選し、脚本家として活動を開始し、テレビやラジオの脚本を作製するようになります。
2006年に「結婚写真」、2013年に「ティンホイッスル」を執筆し、作家としても活動。
その他、1年で300冊の本を読んでいた経験もある事から、テレビのコメンテーター、クイズ番組でもインテリ組みとして多数出演。
プライベートでは、2002年にテレビ番組製作者の男性と結婚しましたが、2010年に離婚しております。※子供はいないようです。
経歴だけをみても、様々な事にチャレンジし、作品として世の中に披露するという事を繰り返してきた中江さん。
とんとん拍子に出世されましたが、彼女の生い立ちや経験を辿ると、その強さの秘訣がわかります。
中江有里さんの壮絶な生い立ちとは
小学生の頃に両親が離婚した中江さんは、厳しい母に育てられる事になります。
母は仕事で忙しいため、習い事はできずに、中学生になるまで家事は全て中江さんが行っていたようです。
当時、部活に入らない児童は居なかったようで、先輩からもイジめられ、逃げるように書店に駆け込んでいたようです。本屋では、小さい子供が一人でいたとしても、”ただの読書人”として認められるため、近所の大人も、いつも本屋にいる子として認識していたそうです。
中学2年の時に、親戚がアイドルのオーディションに応募したようで、中江さんは乗り気ではなかったものの、芸能界に入れば、この窮屈な環境から逃げ出せると思ったようで、頑張った所、見事合格。15歳にして単身で上京します。
アイドルとして活躍し、高校にもちゃんと通った中江さん。最終的には高校を4つ転校する事になりますが、これはイジメなどではなく、お仕事との両立ができる高校をその時その時で選んだ結果こうなったようです。
そして、この多忙な生活を癒してくれたのもまた本屋さんでの読書で、何か生活に疲れた時などには必ず本屋さんに通っていたそうです。
そしてアイドル女優として大活躍し、時は流れ、中江さんが35歳の時に、本や出版、文学について本格的に学びたくなり、”法政大学の通信教育学部の文学部”へ入学します。
その後は、現在のようなマルチな活動を行う文化人として活躍されています。
また上記の経歴のほかにも、本や出版に関するセミナーや講演会なども多数開催されております。
この経歴を見る限り、生きて行く為に強くなるしか道は無かったかもしれませんが、この一般のルートとは著しく異なった経験をもつ中江さんは、人間的にも強く魅力溢れる女性だと思いますし、今後さらにマルチな活躍をみせてくれると思います。
そんな中江さんの今後の活躍から目が離せません。
以上です。