ジャニーズの人気グループ、「King & Prince」の岩橋玄樹さんが、「パニック障害」の為、11月より芸能活動を休止する事が発表されました。
人気急上昇中の、「King & Prince」、通称「キンプリ」にとって、岩橋さんの一時離脱は、痛い所かもしれません。
キンプリが正式デビューしたのは、2018年の5月なので、この半年間は、本人のおかれる環境には随分と変化があったでしょうし、その変化に心がついていかなかったという事になるかと思われます。
キンプリ岩橋さんと、パニック障害について
実は、岩橋さんのパニック障害は、今に始まった事ではありません。
学生の頃からイジメに合ったり、中々、人間関係が上手くいかなかったことを打ち明けていますが、
神経症、ならびに、パニック障害の病歴としては、長い方に入るのではないでしょうか。
先輩の堂本剛さんや、今井翼さんも、似たような病を抱えられているというのは有名な話ですし、ジャンルは違えど、ナイナイの岡村さんも神経症を抱えておられます。
デビューシングルもオリコンランキング1位で、販売枚数も50万枚を超えたキンプリ。今の”CDが売れない時代”の中で、この記録は快挙としか言い様があいませんし、メンバーもお仕事が忙しいのは想像できます。
岩橋さんが抱える、パニック障害を始めとする神経症は、治療にはコツが必要で、簡単に言えば、「恐れている事に対して慣れる事、気にしなくなる事」が大切なのですが、これには時間がかかると言われています。
パニック障害とは?
文字通り、”特定の環境化”においてパニックを起こしてしまう病です。
「電車・バス・喫茶店・ライブ会場」など様々な場面がパニックのキッカケとなるかと思いますが、このような場面でパニックを起こし、ひどい場合、そのシーンを頭の中で思い出し、実際その場に居なくても発作がでる事もあります。
しかし、克服方法も単純で、
「慣れればよい。恐怖を感じても逃げず、発作が出ないようになるまで訓練し、以降、同じような場でも自然な振舞いができれば良し」
という物です。
結局は慣れという事になりますが、克服方法は単純でも、それを実行するには、時間と根気が必要になります。
例えば、電車が怖くて、乗っていると吐き気やパニックになるという場合は、すぐに降りられる各駅停車の電車に、何度も何度も乗る練習をし、恐怖を感じることすら忘れるくらいに慣れるという所まで訓練します。
しかし、これを続ける事は苦痛を伴いますし、簡単な事ではありません。
しかも、キンプリの岩橋さんは既に人気者です。
人込みが苦手だとした場合も、訓練する為に街へ出ても、ファンが押し寄せる事でしょうし、人気ゆえに、訓練自体が困難というケースだと思います。
キンキキッズの堂本剛さんも、恐怖症を克服するトレーニングを積むにも積めない状況があるので、人気があればあるほど、治りにくいイメージはあります。
正直、丸坊主にして、眼鏡をかけるなどして、姿を変えて、キンプリの岩橋さんだと回りに悟られないようにしないと、俗世間での、恐怖症克服訓練の実行は難しいと思います。
その他の方法としては、病院などの施設に入院して、同じ入院患者と、日々顔を合わせ、会話などの訓練をする方法もあります。
これは、パニック障害克服訓練としては、やはり効果が薄いですが、何もしないよりは効果があると思われます。
岩橋さんが、どのような場面に苦痛を感じるかは、情報として出てきていないのでわかりませんが、その環境が現実世界で再現できるような状況であれば、岩橋さんの復帰も早いものと考えられます。
ジャニーズの人気者の岩橋さんだけに、パニック障害を乗り越えて、元気な姿で復帰されるように願っています。
以上です。