現在、どこのコンビニでも売られている「おにぎり」。
このコンビニのおにぎりの歴史は深く、販売開始から40年の月日が流れています。
コンビニ自体が、誕生してから約50年になりますので、コンビニが出来てすぐにおにぎりが販売されるようになった訳では無さそうです。
今回は、コンビニにおにぎりが並ぶようになるまでの過程と、当時から、なんと現代でも人気No1に君臨し続ける、おにぎりブームの火付け役にもなった「〇〇マヨ」についても紹介していきます。
コンビニ登場当初から、おにぎりが売られている訳では無かった。
コンビニが出来て約10年ほどしてから、棚に並ぶようになったおにぎり。
当時は、陳列しても見向きもされなかったようで、
「おにぎりは家庭で作るもの」
という大前提があったからだと言われています。
確かに、米と塩と糊があれば手軽に作れるおにぎりなので、”わざわざ買うものではない”という認識が根強くあった事も理解できます。
そこで、”普通のおにぎりではダメだという事で”、
当時の経営者が発案したものが「糊とおにぎりがフィルムで、分けられていた、通称手巻きおにぎり」です。
もう40年も前の事ですが、おにぎりを開封して、シートを外して、自分で巻いて食べるおにぎりを初めて食べた時は、「美味しい!」と感動した事を覚えています。
家庭で作ったおにぎりは、糊がご飯に張り付いており、このコンビニのおにぎりのような「食べた瞬間に糊がパリっと音を立てる」ような事はそれまでには無かったですよね。
今では、もっとも手軽にフィルムを剥がす事が出来るので、40年前とは手間が全然違いますが、当時は、フィルムを剥がすのがめんどくさいんですけど、味の信頼度が格別だったので、楽しくフィルム剥がしをしていました。
コンビニおにぎり、圧倒的人気No1商品とは?
フィルムおにぎり登場後も、すぐに爆発的HITとなった訳ではないようです。
しかし、ある商品の販売後、おにぎりが売れに売れる現象が発生したようです。
タイトルの時点で、バレバレではありますが、その商品とは「ツナマヨ、(シーチキンマヨネーズ)」です。
このツナにマヨネーズをかける発想と、実際に商品化して世に始めて出したのもコンビニのようです。
※家庭では、誰かがこっそりやっていた可能性はありますが、いわゆるスーパーなどでも、売り出されていなかったようです。
今や何てこと無い、おにぎりの1つのツナマヨ。
筆者も、何気なく、おにぎりを選ぶときは「ツナマヨ」は必須で、もう無意識レベルで手にとってしまっている状態でした。
イメージでいうと、ツナマヨは買うのが前提で、その他は何にしようかなと考えるような感じでした。
だがしかし、様々な種類が販売されている現在のコンビニおにぎりですが、何と!現在でも人気No1は「ツナマヨ」のようです。
ツナマヨだけは、「いつでも安いな」という印象もあるかと思いますが、そこにはちゃんと理由もあって、
「必ず売れていくから」という鉄板商品ならではの価格設定のようです。
何げに、コンビニのおにぎりの歴史を調べた時に、懐かしい気持ちと驚きの感情がわいたので、シェアさせて頂きました。
以上です。