夏木マリさんと言えば、個性派でいつ見ても「カッコイイ~!」という印象でファンの方も多いのでは無いでしょうか。
そんな夏木さんのモットーは、「自由で広い発想力を持った人間でいること」のようで、日々、その信念に基づいて行動されているようです。
とある雑誌で「現在の30代女性にメッセージを送るなら?」という企画があったのですが、その中身が素晴しく、10代後半以上の方であれば大変参考になる内容でしたので、シェアしたいと思います。
夏木マリの人生哲学とは?
1970年代に歌手としてデビューし、舞台や映画などの活動の幅を広げながらこれまで時代の一線を駆け抜けてこられた夏木さん。
現在の30代をみてどのように思われるのでしょうか?
「やはり30代にもなると、知恵がついてくるので、事ある度に色々考えちゃう。それぞれにデコボコはあるけど、人間は動物なのだから、頭で考えすぎる前に動いてみよう。」と仰っています。
「人生の途中には死んでしまいたくなるほど辛い事は山ほどあるけど、そんな時に、”じゃぁ、どうしよう?”と自分で考えられるのが大切で、それは普段から、自分で積極的に動く習慣を身につけてないと、とっさにはできない」との見解のようです。
更に「病気の時以外は外に出るのよ、お花に水をあげるだけでも良いし、大事なのは日頃から訓練すること」と言っています。
何気ないコメントですが、訓練を積むのは大事な事だと思います。
また、やはり現代人は枠にはまる事に一生懸命になってしまって、「それが本当の自分なの!?」と言いたくなるようです。
「私も演劇に熱中した時代はあるけど、いくら劇団に誘われても長期では所属しなかった。組織の考え方に影響されるし、自分らしさを失いかけていると直感で感じたタイミングでその組織からは抜ける。やっぱり、自由な発想で居たいじゃない。そうするとやる事も自分で考えないといけないし、夢にも沢山出会えるわ。常に冒険者で居たいの、お金や安定を求める人には無理な生き方ね」と語っています。
一定のタイミングで組織から抜け出すという行動を繰り返してきた夏木さん、それが自分自身を見失わない大切なポイントのようです。いつの間にか、会社に行くのが当たり前で、決った時間に決った事をして、決った場所で遊ぶといったような、一種の繰り返しのループに嵌り、嵌っている事に疑問を感じなくなるといパターンも十分にありえると思いますし、どちらかというと、そういう生き方で生活を安定させるのが良しとされる風潮はありますよね。
夏木さんはあまり知られていませんが、支援活動団体「one of love」を立ち上げられており、自身の活動に得られたお金は、貧しい国の人に渡るようなシステムを作っておられます。
自由を望み、安定を遠ざけ、それによる困難に全力で立ち向かうという、これは冒険心溢れる男の生き方のように思いますが、この考え方・哲学というのは大いに参考になる事では無いでしょうか?
夏木マリさんの旦那さんとは?
結婚しているイメージが無い夏木さんですが、59歳にして、パーカッション奏者で音楽プロデューサーの「斉藤ノヴさん(60歳)」と結婚しております。
夏木さんのライブで共演した事をキッカケに、夏木さんの方から告白したようで、「一人でいるより一緒にいたほうが楽と思えた人だから」というのが結婚した理由のようです。
きっと、自由な生き方の夏木イズムを心から理解してくれる旦那さんなのだと思います。
今後も夏木マリさんの活躍から目が離せません。
以上です。